Apifyとは?Webスクレイピングとデータ収集を自動化するAIツール

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Apifyとは?Webスクレイピングとデータ収集を自動化するAIツール

Apifyとは?Webスクレイピングとデータ収集を自動化するAIツール

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📊 難易度
★★☆ 中級

💰 費用
無料から

⏱ 所要時間
約10分

「競合他社のECサイトの価格を毎日チェックしたい」「Instagramの特定ハッシュタグの投稿を一覧にしたい」「業界ニュースを自動でスプレッドシートにまとめたい」——ビジネスの現場では、Web上のデータを集める作業(コピペ作業)が山のようにありますよね。

手作業でやると何時間もかかるこの作業を、AIと自動化プログラムの力で一瞬で終わらせてくれるのが「Apify(アピファイ)」というツールです。今回は、プログラミング知識がなくても使えるApifyの基本と活用法をご紹介します。

Apifyを使うと何が変わる?

😓 Before(手作業)
  • 競合サイトを毎日開いて、価格を1つずつエクセルに入力
  • SNSで特定のキーワードを検索し、投稿内容とアカウント名をコピペ
  • サイトの仕様が変わるたびに作業手順が変わり、ミスが多発
😊 After(Apify活用)
  • ボタン1つ(または全自動)で、数千件のデータが数分でスプレッドシートにまとまる
  • SNSのトレンドデータやインフルエンサーリストが一瞬でリスト化される
  • 集めたデータをChatGPTやClaudeに渡して、分析レポートまで自動生成できる

「Actor(アクター)」って何?

Apifyの最大の特徴は、「Actor(アクター)」と呼ばれる、特定のWebサイト専用に作られた自動化プログラム(ロボットのようなもの)が26,000種類以上も用意されている点です。

たとえば「Google Maps Scraper」というActorを使えば、特定の地域の「カフェ」を検索し、店名・評価・住所・電話番号などを一気にリスト化できます。プログラミングの知識(Pythonなど)がなくても、これらのActorを選ぶだけで高度なデータ収集が可能です。

Apify Storeから3種類のActorが各サイトにデータ収集に向かうイメージ図

▲ Apify Storeには26,000以上の「Actor(自動収集ロボット)」が用意されています

Actorはいわば「目的別の自動収集ロボット」です。Instagram用、Amazon用、Google Maps用など、それぞれのサイトの構造に合わせて専門のActorが作られているため、設定さえすれば誰でも使えます。

Apifyのすごい特徴ベスト3

1

26,000以上の「既製Actor」が使い放題

Amazon、Instagram、TikTok、YouTube、Google検索など、主要なプラットフォーム向けのデータ収集プログラムがすでに用意されています。目的のActorを探して実行するだけで、プログラミングなしでデータ収集が始められます。

2

クラウド上で動くため、PCを閉じてもOK

自分のパソコンにソフトをインストールする必要はありません。Apifyのクラウドサーバー上で動くため、夜間に数万件のデータを収集させることも可能です。スケジュール設定をすれば、毎日決まった時間に自動でデータを更新することもできます。

3

AI(ChatGPT・Claude)との連携が強力

集めたデータをただのエクセルにするだけでなく、ChatGPTやClaudeなどのAIに直接読み込ませて、データの要約や分析を自動化する基盤として非常に優秀です。LangChainやLlamaIndexなどのAI開発ツールとの連携も進んでおり、AIエージェントのデータ収集基盤としての活用も急増しています。

活用事例6選

ApifyのActorを使うと、以下のような業務が自動化できます。

Apify活用事例6選:競合価格調査・SNSデータ収集・営業リスト作成・不動産データ収集・ニュース監視・AI学習データ収集

▲ Apifyで自動化できる代表的な6つの業務

活用事例 具体的な内容 使用するActor例
競合価格調査 AmazonやECサイトの競合商品の価格・在庫を定期収集 Amazon Product Scraper
SNSデータ収集 InstagramやTikTokの特定ハッシュタグ・投稿データを収集 Instagram Scraper / TikTok Scraper
営業リスト作成 Google Mapsから特定エリア・業種の企業情報を自動リストアップ Google Maps Scraper
不動産データ収集 物件ポータルサイトから特定エリアの物件情報・家賃相場を一覧化 Realtor Scraper など
ニュース・トレンド監視 特定キーワードのニュースや業界情報を自動収集・通知 Google News Scraper
AI学習データ収集 自社専用AIチャットボット作成のためのテキストデータを大量収集 Website Content Crawler

料金プランについて(2026年4月時点)

Apifyは毎月$5分の利用枠がもらえる「Free(無料)プラン」から始められます。データ収集の処理量(コンピュートユニット)に応じてクレジットが消費される従量課金ベースの仕組みです。

Apifyの料金プラン比較:無料($0)・Starter($29/月)・Scale($199/月)・Enterprise(要問合せ)

▲ Apifyの料金プラン比較(2026年4月時点)

プラン 月額料金 プリペイド利用枠 こんな人におすすめ
Free 無料 $0 $5/月 まずは試してみたい方、たまに少量のデータを集める方
Starter 有料 $29(約4,350円) $29/月 毎月定期的にデータを収集したい個人・小規模チーム
Scale 有料 $199(約29,850円) $199/月 毎日大量のデータを収集・監視したい企業
Enterprise 要問合せ カスタム 大規模・カスタム対応が必要な企業

※1ドル=150円で計算。利用枠を超えた分は従量課金(Pay as you go)となります。

始め方3ステップ

1

Apify公式サイトでアカウントを作成する

apify.com にアクセスし、「Get started」ボタンからGoogleアカウントまたはメールアドレスで無料登録します。クレジットカードは不要です。

⚠️ Apifyの画面はすべて英語です。Google Chromeの翻訳機能を使うと日本語で表示できます。

2

Apify Storeで目的のActorを探す

ダッシュボードの「Store」から、使いたいActorを検索します。たとえば「Google Maps」と検索すると「Google Maps Scraper」が見つかります。Actorのページで「Try for free」をクリックして試せます。

初心者におすすめのActor:

  • 📍 Google Maps Scraper:地域の店舗情報・口コミを収集
  • 📸 Instagram Scraper:投稿・フォロワーデータを収集
  • 🌐 Website Content Crawler:Webサイトの全テキストを収集

3

Actorを設定して実行・データを取得する

Actorの設定画面で「どのサイトを」「どんな条件で」収集するかを入力し、「Start」ボタンを押します。数分〜数十分でデータが集まり、JSON・CSV・Excelなどの形式でダウンロードできます。

コピペ用:ChatGPTへのデータ分析依頼プロンプト例

Apifyで収集したデータをChatGPTに貼り付けて、以下のプロンプトで分析を依頼できます。

競合店舗の口コミ分析プロンプト
以下は、[エリア名]の[業種名]の口コミデータです。
このデータを分析して、以下の3点を教えてください。

1. お客様から最も多く褒められているポイントTOP3
2. お客様から最も多く不満が出ているポイントTOP3
3. 自社が差別化できそうなポイントの提案

【口コミデータ】
(ここにApifyで収集した口コミデータを貼り付ける)

注意点・デメリット

⚠️ 注意点1:インターフェースが英語のみ
Apifyの管理画面はすべて英語です。Chromeの自動翻訳機能を使えば問題なく操作できますが、英語が苦手な方は最初に少し戸惑うかもしれません。
⚠️ 注意点2:スクレイピングの法的・倫理的な注意
Webスクレイピングを行う際は、対象サイトの利用規約(スクレイピング禁止事項など)や著作権、個人情報保護法に十分配慮してください。特に個人情報(氏名・連絡先など)の収集・利用には慎重な対応が必要です。
⚠️ 注意点3:料金体系がやや複雑
「コンピュートユニット(CU)」という単位でコストが計算されるため、最初はどのくらいの費用がかかるか分かりにくいことがあります。まずは無料プランで小規模なデータ収集から試してみることをおすすめします。

まとめ

1
Apifyは、Webスクレイピングとデータ収集を自動化する強力なクラウドプラットフォーム
2
26,000以上の「Actor」が用意されており、ノーコードでも主要サイトのデータ収集が可能
3
クラウド上で動くためPCに負荷がかからず、スケジュール実行も簡単
4
毎月$5分まで無料で使えるため、まずは無料プランで「Google Maps」や「Instagram」のデータ収集を試してみるのがおすすめ

アレンジ・応用アイデア

🔗 自動化連携(Zapier/Make)

Apifyで収集したデータを、ZapierやMakeを使って自動的にGoogleスプレッドシートに追記させ、更新があったらSlackに通知を飛ばすシステムを構築できます。

🤖 AI分析連携(ChatGPT/Claude)

Apifyで集めた大量の口コミデータ(例:自社商品のレビュー)をChatGPTに渡し、「今月の顧客の不満ポイントTOP3」を自動で要約させるワークフローが作れます。

📊 定期レポート自動生成

競合他社のSNS投稿データを毎週自動収集し、ChatGPTで「今週の競合トレンドレポート」を自動生成・メール送信するシステムを構築できます。

Apifyを使ってみましたか?

「自分の業界でも使えるか知りたい」「設定が難しそうで手が出ない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。AI Meetsでは、あなたの業務に合わせたデータ収集・自動化の仕組みづくりをサポートしています。

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ARAI-M

「AI Recipe & Solutions:20年のキャリアをAIにのせて」 WEB業界20年。数多くの業種で課題解決に取り組んできた知見を活かし、実務に即したAIの活用術を「レシピ」としてお届けします。

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