【飲食業 × AI】POSデータから売れ筋メニューを分析しLINEで自動提案するAI活用レシピ
★★★☆☆ 中級
3,000〜5,000円
4〜6時間
週5分程度
このレシピを作った理由
「あのパスタ、今日もよく出てるな」と実感していても、なぜ売れているのか・どの客層に刺さっているのか、数字で追えていないお店は意外と多いものです。POSレジのデータは毎日積み上がっているのに、月末に集計して終わり——というパターン。そのデータをAIに渡し、売れ筋を分析して常連さんへLINEで「今週のおすすめ」を自動送信できたら。そのしくみをまるごとこのレシピで作ります。
完成形イメージ
😔 Before
- 月末にExcelで集計するだけ
- 手が空いたときにLINEを手打ち
- 一斉配信で反応率3〜5%
- 週3〜4時間の手作業
😊 After
- AIが毎週自動でトレンドを抽出
- 毎週月曜の朝にLINEが自動配信
- セグメント別配信で反応率8〜15%に向上
- 確認だけ週5分に
材料(必要なもの)
| 材料 | ツール名 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| POSデータ出力 | 既存POSレジ(CSV出力機能) | 無料 | Airレジ・スマレジ等対応 |
| データ分析AI | ChatGPT(GPT-4o) | 月3,200円〜 | 有料プラン推奨 |
| 自動化ツール | Make(旧Integromat) | 無料〜月1,200円 | 無料プランは月1,000オペレーション制限あり |
| メッセージ配信 | LINE公式アカウント | 無料〜月5,500円 | フリープランは月200通まで |
| データ中継 | Googleスプレッドシート | 無料 | Googleアカウントがあれば即使える |
作り方
①POSデータをCSVで書き出し、Googleスプレッドシートに貼る

- 使用しているPOSレジの管理画面を開き、「売上レポート」→「CSV書き出し」を選択します。期間は直近4週間を選ぶのがおすすめです。
- ダウンロードしたCSVを開き、Googleスプレッドシートに貼り付けます。列構成を「日付 / メニュー名 / 注文数 / 金額 / 時間帯」になるように加工します。
- スプレッドシートのURLをコピーして控えておきます(後の手順で使います)。

②ChatGPTにPOSデータを読み込ませ、売れ筋を分析する

- ChatGPT(GPT-4o)を開き、画面左下の「+」ボタンからCSVファイルをアップロードします。
- 以下のプロンプトをコピーして送信します。
💬 コピペ用プロンプト①:売れ筋分析
以下のPOS売上データを分析してください。 分析してほしい内容: 1. 直近4週間で注文数が多いメニューTOP5 2. 曜日・時間帯ごとに売れやすいメニューの傾向 3. 前週比で急上昇しているメニュー(注目度アップの品) 4. 組み合わせて注文されることが多いメニューペア 出力形式:各項目を箇条書きで、数字を使って簡潔に。 最後に「今週LINEで紹介すると効果的なメニュー」を1〜2品、理由とともに提案してください。
- 出力されたAIの分析結果を、スプレッドシートの「AI分析」シートに貼り付けます。

③LINE配信用のメッセージ文をAIに自動生成させる
- 分析結果をもとに、以下のプロンプトでLINEメッセージ文を作成します。
💬 コピペ用プロンプト②:LINEメッセージ文生成
飲食店のLINE公式アカウント向けに、今週のおすすめメニューを紹介するメッセージを作ってください。 【お店の雰囲気】: (例:カジュアルなお好み焼き店、家族連れが多い) 【今週おすすめしたいメニュー】: (②で抽出されたメニュー名を入力) 【価格】: (例:1,200円) 【一言ポイント】: (例:今週仕入れの鮮魚を使用) 条件: - 文字数は120〜150文字 - 絵文字を2〜3個使って親しみやすく - 最後に「ご来店お待ちしています!」で締める - 堅すぎず、常連さんに話しかけるような口調で
- 生成されたメッセージ文をスプレッドシートの「LINE文面」シートに貼り付けます。

④MakeでLINE自動配信のフローを組む

- Make(make.com)にアカウントを作成し、「新しいシナリオ」を作成します。
- 最初のモジュールに「Google Sheets」を選択し、「行を監視」を設定。先ほどのスプレッドシートと「LINE文面」シートを指定します。
- 次のモジュールに「LINE」を追加します。LINE公式アカウントマネージャーでMessaging APIを有効にし、発行されたチャネルアクセストークンをMakeに貼り付けます。
- LINEモジュールの「Message」欄に、スプレッドシートから受け取った文面を差し込みます。
- ※Makeのシナリオ作成方法や設定方法などは作成準備中です。

まとめ
このレシピの流れを確認しましょう。
POSレジからCSVを書き出し、Googleスプレッドシートに貼る
ChatGPT(GPT-4o)に売れ筋・時間帯・急上昇メニューを分析させる
分析結果をもとにLINEメッセージ文をAI生成する
Makeで「スプレッドシート更新→LINE送信」のフローをつなぐ
週1回この流れを回すだけで、「何を送ればいいか悩む時間」がほぼなくなります。
アレンジ・応用アイデア
ドリンクの売れ筋を分析し、「今夜の推し酒」を17時に自動配信。仕事帰りの来店を後押しできます。→ 関連記事(準備中)
天気データとPOSデータを掛け合わせ、「雨の日に売れるメニュー」をAIに学習させて先回り提案。→ 関連記事(準備中)
店舗ごとのPOSデータをAIが横断比較し、「A店ヒット商品をB店でも展開すべきか」を自動判断。本部への週次レポートも自動生成。→ 関連記事(準備中)
もっと深くやりたい方へ
ブログ版では「週1回手動でCSVを貼り付け→AI分析→LINE送信」の基本フローをご紹介しました。
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